3Dプリンター入門

これから始める3Ⅾプリンター。3Dモデリングも一から解説。

3Dプリンター 初心者にもわかる使い方

こんにちは、タラです。

今回は3Ⅾプリンターの基本を図解していきます。

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3Dプリンター購入のために覚えるべき用語はたったこれだけ

機種比較のどこを見るべきか?押さえておくべき項目を紹介します。

・印刷方式

  熱溶解積層方式

   家庭用3Ⅾプリンターの中でも初心者にお勧めのタイプ。

   光造形式は薬品等の取扱いもあり若干玄人向けです。

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・素材

  PLA(ポリ乳酸樹脂)

   熱溶解積層方式の魅力は材質のバリエーションが豊富なこと。

   中でもPLAは基礎中の基礎となる素材。お値段も手ごろ。

   まずはPLAを使って3Ⅾプリンターに馴染もう。

  フィラメント

   素材となる樹脂を均一な糸状にしたもの。

   通常の印刷機で言えばインクに相当する。

   PLAならば「PLAフィラメント」として販売されている。 

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・精度

  積層ピッチ

   積層タイプの3Ⅾプリンターは下から層を積み重ねていく。

   1層1層の厚さを積層ピッチと呼ぶ。

   最低限0.1mm~0.3mmあたりがカバーできているといい。

  ライン幅(ノズル径)

   ヘッドから印刷される際の樹脂ラインの太さ。

   0.4mmくらいのものが主流でしょうか。

   フィラメント径と混同しないように

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・印刷サイズ

 印刷可能な造形物の大きさ。

 幅奥行き高さが15cm x 15cm x 15cmなどのように表記される。

 20x20x20くらいのものが入門機としてはおすすめです。

 10x10x10などのミニサイズは玄人向けサブ機が多い印象。

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結論としては

・熱溶解積層方式

・1.75mm径フィラメント対応

・積層ピッチ0.1~0.3mmをカバー

・印刷サイズ20cm x 20cm x 20cmくらい

これらのスペックを満たす機種が入門機としてはお勧めです。

 

 

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他にもPC-プリンター間の接続方式などについて

はこちらの記事もご参照ください。