3Dプリンター入門

これから始める3Ⅾプリンター。3Dモデリングも一から解説。

3Dプリンター 購入のための基礎知識(1)

こんばんは、タラです。

昨年末の話になります。DIY好きのタラは以前より3Ⅾプリンターというものに興味があったのですが、一念発起、ついに購入してしまったのです。

今日は、3Ⅾプリンターの購入に際して調べたことなどを書きたいと思います。

まずは価格を調べてみたのですが、下は10000円くらいから上は数百万みたいなのもあってびっくり。よくよく調べてみると高額なものは業務用ということでした。やはり基礎知識なしに価格の判断は難しそうということで、個人向け3Dプリンターを使われている方々のブログなどから情報を集めました。

機種選びの参考にした項目を以下に。

造形方式

個人向けで比較的手軽に扱えそうなのは熱溶解積層方式光造形方式で個人向けにはこれらのタイプの機種が充実しているようでした。

光造形方式では液状の原料を用い、造形後に有機溶媒での洗浄も必要ということもあって、ハンドリングや薬品の処分などがタラには難しそうな印象でした。

熱溶解積層方式では糸状のプラスチック原料を加熱式のプリンタヘッドから押し出して機械的に造形していくということで、ハンドリング的にはこちらが圧倒的に簡便そう。

その他の方式については「3Dプリンター 造形方式」などで検索すると詳細な比較が見られます。

造形サイズ(熱溶解積層方式)

プリンタヘッドの可動域が造形サイズを決めるため、機体の大きさにも直結しています(値段にも直結)。下限価格帯のものはサイズが小さい傾向(造形サイズ10㎝ x 10㎝ x 10㎝くらい)。

タラ的にはもう少し大きいサイズをカバーできるといいなと。スマホですら十数センチありますしね。幸い、造形サイズ20㎝くらいのものがメジャーなようで選択肢に幅があります。

原料(熱溶解積層方式)

メジャーなものとしてはPLAABS(と呼ばれるプラスチックの種類)があり、原料によって硬さなどの性質に違いがあります。

特にプリント温度の違いが機種選びには重要で、比較的高いプリント温度が必要なABSに対応した機種であればPLAを含む一般的な低温プリント原料はカバーできます。

あとこれも重要な点ですが、原料のプラスチック糸(フィラメントと呼ばれる)は1.75㎜規格のものが多いため、これに対応した機種だと原料選択の幅が広がります。(ほとんどの機種がこの規格に対応しているとは思います)

次回に続きます。