3Ⅾプリンター 購入のための基礎知識(2)
こんにちは、タラです。
前回に続き3Ⅾプリンター購入の際に調べた情報を挙げていきます。
・外箱
熱溶解積層型の3Ⅾプリンターは周辺温度が印刷に多少影響するということでした。そのためプリンターをカバーする外箱と一体になった機種もあります。
一方で外箱のない機種も多く、こちらはそのまま使ったり外箱を自作して使います。段ボールや100均グッズ製の簡単なものでも適当な大きさの箱が用意できれば自分なりの温度管理は可能です。大きささえ合えばカラーボックスや戸棚でもよさそうです。
あと設置するスペースとも相談です。
・フィラメント置き場
原料となる糸状のプラスチック(フィラメント)は1㎏や500gの規格がメジャーですが多くの場合リール(車輪状の糸巻)に巻き付けた状態で供給されています。
ここからフィラメントがプリンターの送り器へと吸い込まれていくのですが、プリンターを置くスペースのそばにフィラメント用にもスペースが少しだけ必要になります。
機種によってはリールホルダー機能を内蔵するものもありますが、フィラメントの製造元によってリールの形状が若干異なっているため、外置きホルダーのスペースは確保しておくと安心です。
・配線
電源用にコンセントの位置や延長コードなどの配線をイメージしておくとレイアウトしやすいです。また、機種によっては印刷データを転送するためにUSBコードでPCとプリンターを接続する必要があり、これもレイアウトに影響するでしょう。
・データ転送方式
印刷する立体データをPCなどからプリンターに送る方式が機種によって異なります。有線式、無線式、そして小型メディアを用いる方式があり、複数の方式をカバーしている機種もあります。小型メディア(SDカードなど)を用いる場合はPC側にも対応するスロットなどが必要です。
次回はタラの機種選択について書きたいと思います。