3Dプリンター入門

これから始める3Ⅾプリンター。3Dモデリングも一から解説。

Blenderを使って立体データを作成する - 編集モード -

こんにちは、タラです。

今回は3DモデリングソフトBlenderを使って少し複雑な立体を作成してみましょう。前回の記事で紹介した基本操作を思い出しながら新しい操作を習得しましょう。

まず円柱オブジェクト呼び出してみましょう。ビュー左上の追加からメッシュ円柱と選択します。円柱を呼び出したらビュー左下の円柱を追加を開きます。

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次に円柱オブジェクトの初期値を変更します。頂点を128(実際には円ではなく多角形なのでその頂点数です)、半径を50、深度を5(オブジェクト高さ=Z方向長さ)と入力してみましょう。単位(mm)については入力の必要はなく、また上書きによってmmが消えてしまっても問題ありません(長さ項目の数値はmm単位で解釈されます)。サイズが大きくなってビューが見づらいのでマウスホイールビューの拡大縮小を調整しましょう。

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ビューを調整したら、次はオブジェクト形状を加工するための編集モードに移行しましょう。モード変更はビュー左上にあり、最初はオブジェクトモードになっているのでここからプルダウンで編集モードを選択しましょう。

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オブジェクトモードに戻る場合も同じ操作でオブジェクトモードを選択します。なお、Tabキーでオブジェクトモードと編集モードの切り替えができるのでこちらを活用すると効率的です。

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オブジェクトモードと編集モードの違い

オブジェクトモードではオブジェクト全体の移動や変形を行い、編集モードではオブジェクト内の頂点、辺、面などを個別に調整します。

ここで一度ファイルを保存しておいてください。次回は編集モードで実際にオブジェクトの変形を行います。